69AM096|第69回 臨床検査技師国家試験 過去問

医用電気機器のクラス別分類で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4.クラスⅡ機器は2Pプラグで使用することができる。

この問題のポイント

医用電気機器のクラス分類を、基礎絶縁が故障したときの感電防止手段で区別する問題です。

解説

医用電気機器のクラス別分類は、電源からの感電に対してどのような保護手段を備えるかで分類します。クラスⅠ機器は基礎絶縁に加え、触れ得る金属部分を保護接地線へ接続します。絶縁が一つ故障して外装へ漏電しても、電流を大地へ逃がし保護装置を作動させるため、追加保護手段は保護接地です。クラスⅡ機器は保護接地に頼らず、基礎絶縁に補強絶縁を加えた二重絶縁、または同等の強化絶縁で保護します。そのため保護接地線を必要とせず、接地極のない2極、すなわち2Pプラグで使用できます。よって4が正しいです。クラス分類と、患者へ接触する装着部のB形・BF形・CF形分類は別軸です。後者は許容患者漏れ電流や心臓へ直接適用できるかなどを表します。内部電源機器は電池など内部の電源で作動する分類ですが、充電やデータ通信、別動作モードで外部電源へ接続できる設計もあるため、「外部電源と接続できない」とは限りません。機器のクラス記号、電源コード、接地の有無を確認し、クラスⅠ機器の接地極を勝手に外さないことが安全上重要です。

選択肢の確認

1.クラスⅠ機器の追加保護手段は補強絶縁である:誤り。クラスⅠの追加保護手段は触れ得る導電部の保護接地です。
2.クラスⅠ機器とはB型装着部を持つ機器のことである:誤り。クラスⅠは電源感電保護方式、B形は装着部の漏れ電流保護分類で別です。
3.クラスⅡ機器には保護接地線が必要である:誤り。二重絶縁または強化絶縁により保護するため、保護接地を必要としません。
4.クラスⅡ機器は2Pプラグで使用することができる:正しい。接地極を必要としないので2Pプラグを使用できます。
5.内部電源機器は外部電源と接続できない:誤り。内部電源で作動する機器でも、充電時などに外部電源へ接続する構成があります。

覚えるポイント

  • クラスⅠは基礎絶縁+保護接地で感電を防ぐ。
  • クラスⅡは二重絶縁または強化絶縁で、保護接地は不要である。
  • クラスⅠ・Ⅱ分類とB・BF・CF装着部分類は別の分類である。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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