69AM095|第69回 臨床検査技師国家試験 過去問

100 Ω の負荷につながれた装置の消費電力が 100 W であった。 この装置の負荷を 200 Ω に変えたときの消費電力[W]はどれか。

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正解: 2

正答

2.50 W

この問題のポイント

負荷へ加わる電圧が一定と考え、オームの法則から抵抗を2倍にしたときの電力を計算する問題です。

解説

抵抗負荷の消費電力Pは、電圧V、電流I、抵抗Rを用いてP=VI=I²R=V²/Rと表せます。本問では同じ装置の負荷抵抗だけを100 Ωから200 Ωへ変えるので、装置の出力電圧は一定としてP=V²/Rを使います。まず100 Ωのとき100 Wなので、V²=PR=100 W×100 Ω=10,000 V²です。したがって電圧Vは100 Vです。負荷を200 Ωへ変えると、電流はI=V/R=100 V÷200 Ω=0.5 Aとなります。消費電力はP=VI=100 V×0.5 A=50 W、またはP=V²/R=10,000÷200=50 Wです。抵抗が2倍になると、定電圧条件では電流が半分になり、電力も半分になります。定電流源ならP=I²Rなので抵抗増加とともに電力は増えますが、本問は通常の定電圧電源につながる抵抗負荷として解く問題です。単位を確認すると、V²/ΩはW、A²×ΩもWになります。選択肢から比例関係だけで判断する場合も、「定電圧ならRに反比例」と覚えておけば100 Wの半分とすぐ求められます。

選択肢の確認

1.25 W:誤り。定電圧で電力が4分の1になるのは、抵抗を100 Ωから400 Ωへ4倍にした場合です。
2.50 W:正しい。P=V²/Rで抵抗が2倍になるため、電力は100 Wの2分の1です。
3.100 W:誤り。負荷抵抗を変えても電力が一定とした値で、定電圧抵抗負荷の関係に合いません。
4.200 W:誤り。PがRに比例するとした値ですが、それは電流一定の場合の考え方です。
5.400 W:誤り。定電圧条件で抵抗を増やすと電力は減るため、4倍にはなりません。

覚えるポイント

  • 電力はP=VI=I²R=V²/Rで表せる。
  • 定電圧では電力は抵抗に反比例する。
  • 100 Ω・100 Wから電圧100 Vを求め、200 Ωでは50 Wとなる。

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