70AM006|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
回虫卵(受精卵)より大きい虫卵はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
虫卵の大きさと形態を、回虫受精卵を基準に比較します。
解説
回虫受精卵はおよそ45〜75 μm程度で、厚い殻と表面の蛋白膜を持ちます。選択肢の中で明らかにこれより大きいのは肝蛭卵です。
肝蛭卵は大型の吸虫卵で、およそ130〜150 μm程度あり、黄褐色で小蓋を持ちます。寄生虫卵の問題では、大きさだけでなく、小蓋、棘、栓状構造、放射状条線なども合わせて鑑別します。
選択肢の確認
1.肝蛭卵
正しい。
肝蛭卵は大型で、回虫受精卵より明らかに大きく、小蓋を持つ吸虫卵です。
2.鞭虫卵
誤り。
鞭虫卵は約50 μm前後で、両端の栓状構造が特徴です。回虫受精卵より大きいとはいえません。
3.肝吸虫卵
誤り。
肝吸虫卵は約30 μm前後の小型卵で、小蓋と反対側の小突起が特徴です。
4.無鉤条虫卵
誤り。
無鉤条虫卵は約30〜40 μmで、厚い放射状条線を持つ殻が特徴です。
5.横川吸虫卵
誤り。
横川吸虫卵は約30 μm前後の小型吸虫卵で、回虫受精卵より小さいです。
覚えるポイント
- 肝蛭卵は大型、小蓋を持つ吸虫卵です。
- 鞭虫卵は両端の栓、条虫卵は放射状条線が目印です。
- 虫卵は大きさと殻・小蓋・棘をセットで覚えます。