70AM062第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

赤血球に関する記載で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

赤芽球成熟に伴う細胞径の変化、赤血球寿命、網赤血球の特徴を整理します。

解説

赤芽球は、前赤芽球から好塩基性、多染性、正染性赤芽球へ成熟するにつれて、細胞と核が小さくなり、ヘモグロビンが増加します。したがって前赤芽球は正染性赤芽球より大きい細胞です。

成人のエリスロポエチンは主に腎臓で産生されます。成熟赤血球の寿命は約120日で、老化すると膜や代謝機能が低下し、変形能も低下して脾臓などで除去されます。

選択肢の確認

1.エリスロポエチンは肝臓で産生される。
誤り。
成人のエリスロポエチンは主に腎臓の間質細胞で産生されます。胎生期には肝臓が重要です。

2.前赤芽球は正染性赤芽球よりも大きい。
正しい。
赤芽球は成熟とともに小型化するため、前赤芽球は正染性赤芽球より大きく、正しいです。

3.健常者の赤血球寿命は約 80 日である。
誤り。
健常者の赤血球寿命は約120日です。80日ではありません。

4.網赤血球は成熟赤血球よりも小さい。
誤り。
網赤血球は残存RNAを持つ若い赤血球で、成熟赤血球よりやや大きい傾向があります。

5.老化につれて赤血球変形能が高まる。
誤り。
赤血球は老化すると膜の柔軟性が失われ、変形能は低下します。

覚えるポイント

  • 前赤芽球は大きく、成熟につれて小型化します。
  • 成人のEPOは主に腎臓で産生されます。
  • 赤血球寿命は約120日です。
70AM06170AM063
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