71AM064第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

赤血球の封入体でないのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

赤血球内封入体と、形質細胞内免疫グロブリン封入体を区別します。

解説

Russell小体は、形質細胞の粗面小胞体内に免疫グロブリンが蓄積して形成される好酸性封入体であり、赤血球の封入体ではありません。Russell小体を多数含む形質細胞はMott細胞と呼ばれます。

Cabot環、Heinz小体、好塩基性斑点、Howell-Jolly小体はいずれも赤血球内にみられる構造です。それぞれ由来と染色法が異なります。

選択肢の確認

1.Cabot 環
該当します。
Cabot環は赤血球内にみられる赤紫色の環状・8字状構造で、紡錘糸遺残などと考えられます。

2.Heinz 小体
該当します。
Heinz小体は変性ヘモグロビンの沈殿で、超生体染色により検出する赤血球封入体です。

3.Russell 小体
正答。該当しません。
Russell小体は形質細胞内の免疫グロブリン封入体であり、赤血球の封入体ではありません。

4.好塩基性斑点
該当します。
好塩基性斑点はリボソームRNAの凝集による赤血球内顆粒です。

5.Howell‑Jolly 小体
該当します。
Howell-Jolly小体は核DNAの遺残で、脾摘後などにみられる赤血球封入体です。

覚えるポイント

  • Russell小体は形質細胞内です。
  • Howell-Jolly小体は核DNA遺残です。
  • Heinz小体は変性ヘモグロビンで超生体染色します。
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