70AM066|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
血清に含まれないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血漿と血清の違いを、凝固因子が残るか消費されるかで理解します。
解説
血漿は抗凝固血を遠心して得られ、フィブリノゲンを含む凝固因子が残っています。血清は血液を凝固させた後の上清で、フィブリノゲンはフィブリンへ変換されて血餅に取り込まれるため、原則として含まれません。
アルブミン、免疫グロブリン、ハプトグロビン、トランスフェリンなど多くの血漿蛋白は血清にも残ります。
選択肢の確認
1.アルブミン
該当します。
アルブミンは血清中に含まれ、膠質浸透圧維持や物質運搬を担います。
2.γ‑グロブリン
該当します。
γ-グロブリンには免疫グロブリンが含まれ、血清中に存在します。
3.ハプトグロビン
該当します。
ハプトグロビンは遊離ヘモグロビンと結合する血清蛋白です。
4.フィブリノゲン
正答。該当しません。
フィブリノゲンは凝固時にフィブリンへ変換され、血清には原則含まれません。
5.トランスフェリン
該当します。
トランスフェリンは鉄を運搬する血清蛋白です。
覚えるポイント
- 血清 = 血漿からフィブリノゲンなど凝固で消費される成分を除いたものです。
- 血漿には凝固因子が残ります。
- フィブリノゲンは血清に含まれません。