71PM062|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
血清に含まれないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血漿と血清の違いは、凝固因子、とくにフィブリノゲンの有無です。
解説
血清は、血液を凝固させた後に得られる液体成分です。凝固の過程でフィブリノゲンがフィブリンへ変換され、他の一部凝固因子も消費されるため、血清にはフィブリノゲンが基本的に含まれません。
血漿は抗凝固剤を加えた血液を遠心して得るため、フィブリノゲンを含む凝固因子が残っています。
選択肢の確認
1.アルブミン
該当します。
アルブミンは血清にも血漿にも含まれる主要蛋白です。
2.γ ‑グロブリン
該当します。
γ-グロブリンは免疫グロブリンを主体とし、血清に含まれます。
3.ハプトグロビン
該当します。
ハプトグロビンは遊離ヘモグロビンと結合する血漿蛋白で、血清にも存在します。
4.フィブリノゲン
正答。該当しません。
フィブリノゲンは凝固時にフィブリンへ変換されるため、血清には基本的に含まれません。
5.トランスフェリン
該当します。
トランスフェリンは鉄を運搬する蛋白で、血清に含まれます。
覚えるポイント
- 血漿は凝固因子を含み、血清は凝固後の上清です。
- 血清にない代表はフィブリノゲンです。
- 凝固検査にはクエン酸加血漿を用います。