71PM063|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
(別冊No. 12) 骨髄穿刺液のフローサイトメトリ法の CD45 ゲーティング を別に示す。 黒い円で囲まれている部分の細胞はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
CD45と側方散乱光の組合せで、リンパ球、単球、顆粒球、芽球を位置付けます。
解説
CD45ゲーティングでは、横軸または縦軸にCD45発現量、もう一方に細胞内複雑性を反映するside scatter〈SSC〉を配置します。骨髄芽球は一般にCD45が弱く、SSCが低い領域に集まります。黒い円で囲まれた領域はこのblast gateに相当するため、骨髄芽球です。
リンパ球はCD45強陽性・SSC低値、単球はCD45中等度・SSC中等度、顆粒球はSSC高値に分布します。
画像で見るポイント
軸の向きを確認してから、CD45の強弱とSSCの高低を組み合わせて各細胞群を同定します。
選択肢の確認
1.単 球
誤り。
単球はCD45中等度から強陽性で、SSCも芽球より高い領域に分布します。
2.顆粒球
誤り。
顆粒球は顆粒が豊富でSSCが高値となります。
3.赤芽球
誤り。
赤芽球は成熟に伴いCD45陰性で、通常は別のマーカーや低CD45領域で評価します。
4.骨髄芽球
正しい。
CD45弱陽性かつSSC低値のblast gateに位置するため、骨髄芽球です。
5.リンパ球
誤り。
リンパ球はCD45強陽性・SSC低値のまとまった集団を形成します。
覚えるポイント
- 芽球はCD45弱・SSC低です。
- リンパ球はCD45強・SSC低です。
- 顆粒球はSSC高です。