70AM084第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

免疫グロブリンで正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

免疫グロブリン各クラスの構造、分子量、胎盤通過性、補体活性化を整理します。

解説

IgMは血中では主に五量体として存在し、抗原結合後にC1qを効率よく結合するため、補体古典経路を強力に活性化します。一次免疫応答で最初に増加する抗体でもあります。

胎盤を通過するのはIgGです。IgGには4つのサブクラスがあり、分子量が最も大きい免疫グロブリンは五量体のIgMです。

選択肢の確認

1.IgA は 4 つの CH ドメインを持つ。
誤り。
IgAの重鎖定常領域はCH1〜CH3の3ドメインです。4つのCHドメインを持つのはIgMやIgEです。

2.IgD は胎盤通過性を持つ。
誤り。
胎盤を通過する代表的免疫グロブリンはIgGです。IgDではありません。

3.IgE は分子量が最も大きい。
誤り。
分子量が最も大きいのは五量体のIgMです。IgEではありません。

4.IgG には 2 つのサブクラスが存在する。
誤り。
IgGにはIgG1、IgG2、IgG3、IgG4の4つのサブクラスがあります。

5.IgM は補体の古典経路を活性化する。
正しい。
IgMは補体古典経路を効率よく活性化するため正しいです。

覚えるポイント

  • IgMは五量体で補体活性化が強いです。
  • 胎盤通過はIgGです。
  • IgGは4サブクラス、IgAは3つのCHドメインです。
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