70PM018|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
健康成人の大気からミトコンドリアまでの酸素カスケード(別冊No. 4)を別に示 す。 肺胞気−動脈血酸素分圧較差はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
酸素カスケード上で、肺胞気酸素分圧と動脈血酸素分圧の差を位置付けます。
解説
酸素カスケードでは、吸入気から肺胞気、動脈血、組織、ミトコンドリアへ進むにつれて酸素分圧が段階的に低下します。**肺胞気−動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2〉**は、肺胞気酸素分圧PAO2と動脈血酸素分圧PaO2の差です。
図では肺胞気から動脈血への低下を示す区間が②です。A-aDO2は換気血流比不均衡、拡散障害、右左シャントで開大し、単純な肺胞低換気では通常大きく開大しません。
図で見るポイント
「A」はalveolar、「a」はarterialです。肺胞と動脈の間の段差を探します。
選択肢の確認
1.①
誤り。
①は吸入気から肺胞気へ至る酸素分圧低下を示し、A-aDO2ではありません。
2.②
正しい。
②が肺胞気酸素分圧と動脈血酸素分圧の差であり、A-aDO2に相当します。
3.③
誤り。
③は動脈血から組織側への酸素分圧低下を含む区間で、肺胞気−動脈血較差ではありません。
4.④
誤り。
④は組織での酸素抽出に関係する段差であり、A-aDO2ではありません。
5.⑤
誤り。
⑤は細胞・ミトコンドリア側の低い酸素分圧領域に関係し、肺胞と動脈の差ではありません。
覚えるポイント
- A-aDO2はPAO2−PaO2です。
- 図では肺胞気から動脈血への段差を選びます。
- 換気血流比不均衡、拡散障害、シャントで開大します。