70PM055|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
病理解剖で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
病理解剖の目的、実施場所、承諾、法医解剖との違いを整理します。
解説
病理解剖は、病死した患者について病態、死因、診断の妥当性、治療効果などを検証し、医療の質向上や医学教育に役立てる解剖です。通常は病理解剖室で行い、原則として遺族の承諾が必要です。
犯罪との関係が疑われる死体は司法解剖など法医解剖の対象です。解剖は死体解剖保存法などに基づき、適切な資格・許可と施設、記録、感染対策のもとで行います。
鑑別のポイント
病理解剖は病死の検証、司法解剖は犯罪捜査、行政解剖は公衆衛生・死因究明が主目的です。
選択肢の確認
1.手術室で行う。
誤り。
病理解剖は手術室ではなく、専用の病理解剖室で行います。
2.疾患の治療効果を判定する。
正しい。
疾患の広がりや治療反応を確認し、治療効果を判定することは病理解剖の重要な目的です。
3.遺族の承諾を得る必要はない。
誤り。
病理解剖には原則として遺族の承諾が必要です。
4.医師であれば誰でも行うことができる。
誤り。
医師であれば無条件に誰でも行えるわけではなく、法令上の資格・許可や監督の要件があります。
5.犯罪との関係が疑われる死体を対象とする。
誤り。
犯罪との関係が疑われる死体は司法解剖など法医解剖の対象で、通常の病理解剖ではありません。
覚えるポイント
- 病理解剖は診断・治療効果・死因を検証します。
- 原則として遺族の承諾が必要です。
- 犯罪疑いは司法解剖です。