70PM079|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
抗炎症性サイトカインはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
炎症を促進するサイトカインと、免疫応答を抑制するIL-10を区別します。
解説
IL-10はマクロファージや樹状細胞などの炎症性サイトカイン産生を抑え、抗原提示やTh1応答を抑制する代表的な抗炎症性サイトカインです。過剰な炎症による組織障害を抑える方向に働きます。
IL-1、IL-6、TNF-αは発熱、急性期反応、炎症細胞活性化などを促す炎症性サイトカインです。IL-8〈CXCL8〉は好中球の遊走・活性化を促すケモカインです。
覚え方
IL-10は「炎症を落ち着かせる10」と覚えます。
選択肢の確認
1.インターロイキン‑1(IL‑1)
誤り。
IL-1は発熱、血管内皮活性化などを促す炎症性サイトカインです。
2.インターロイキン‑6(IL‑6)
誤り。
IL-6は急性期蛋白産生やB細胞分化などを促し、炎症性サイトカインとして働きます。
3.インターロイキン‑8(IL‑8)
誤り。
IL-8は好中球を炎症部位へ呼び寄せるケモカインです。
4.インターロイキン‑10(IL‑10)
正しい。
IL-10は炎症性サイトカイン産生や抗原提示を抑える代表的な抗炎症性サイトカインです。
5.腫瘍壊死因子‑α(TNF‑α)
誤り。
TNF-αは炎症、発熱、血管内皮活性化などを促す強力な炎症性サイトカインです。
覚えるポイント
- IL-10は抗炎症性サイトカインです。
- IL-1・IL-6・TNF-αは炎症性です。
- IL-8は好中球遊走を促すケモカインです。