71AM013第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

Basedow 病で認められるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

Basedow病の甲状腺ホルモン過剰による代謝亢進症状を選びます。

解説

Basedow病はTSH受容体抗体によって甲状腺が刺激される自己免疫性甲状腺機能亢進症です。甲状腺ホルモン過剰により代謝と交感神経反応が亢進し、頻脈、動悸、体重減少、発汗、手指振戦、暑がり、下痢などを認めます。

検査ではFT4・FT3高値、TSH低値が基本です。びまん性甲状腺腫、眼球突出、前脛骨粘液水腫なども特徴です。

選択肢の確認

1.頻 脈
正しい。
頻脈は甲状腺ホルモン過剰による交感神経感受性亢進でみられます。

2.便 秘
誤り。
便秘は甲状腺機能低下症でみられやすく、Basedow病では下痢や排便回数増加がみられます。

3.皮膚乾燥
誤り。
皮膚乾燥は甲状腺機能低下症に典型的です。Basedow病では発汗増加と温かく湿った皮膚がみられます。

4.フレイル
誤り。
フレイルは特定の一症候としてBasedow病を示す所見ではありません。高齢者では筋力低下を来すことはあります。

5.記銘力低下
誤り。
記銘力低下は甲状腺機能低下症や認知機能障害で問題になります。Basedow病では焦燥感や不眠が目立ちます。

覚えるポイント

  • Basedow病は頻脈、発汗、体重減少、手指振戦です。
  • TSH低値、FT4・FT3高値を示します。
  • 便秘・皮膚乾燥は甲状腺機能低下症を考えます。
71AM01271AM014
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