71AM044第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

短期の栄養指標として用いられる血漿蛋白はどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 4・5

正答

4、5

この問題のポイント

栄養指標は半減期が短いほど短期間の変化を反映しやすいと考えます。

解説

短期の栄養状態を評価する蛋白には、半減期の短いrapid turnover proteinが用いられます。選択肢ではトランスフェリンと**レチノール結合蛋白〈RBP〉**が該当します。

RBPの半減期は約半日、トランスフェリンは約1週間程度で、アルブミンの約20日より短く、栄養変化を早く反映します。ただし炎症、肝機能、腎機能、鉄代謝などの影響も受けます。

選択肢の確認

1.アルブミン
誤り。
アルブミンは半減期が約20日と長く、長期的な栄養・肝合成能の指標です。急性炎症の影響も受けます。

2.ハプトグロビン
誤り。
ハプトグロビンは急性期蛋白で、溶血時に低下します。短期栄養指標として用いる蛋白ではありません。

3.セルロプラスミン
誤り。
セルロプラスミンは銅運搬蛋白・急性期蛋白で、Wilson病などの評価に用います。

4.トランスフェリン
正しい。
トランスフェリンはアルブミンより半減期が短く、短期栄養指標として用いられます。

5.レチノール結合蛋白
正しい。
レチノール結合蛋白は半減期が非常に短く、短期栄養変化を反映します。

覚えるポイント

  • 短期栄養指標はトランスフェリンとRBPです。
  • RBPは半減期が約12時間です。
  • 炎症・肝腎機能などの影響を考慮して解釈します。
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