71PM014|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
子宮筋腫で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
子宮筋腫は子宮平滑筋由来の良性腫瘍で、過多月経と性ホルモン依存性が重要です。
解説
子宮筋腫は子宮筋層の平滑筋から発生する良性腫瘍です。粘膜下筋腫や筋層内筋腫では子宮内腔の変形や収縮障害が起こり、月経過多、過長月経、鉄欠乏性貧血の原因となります。
エストロゲン・プロゲステロンの影響で性成熟期に増大しやすく、閉経後には縮小する傾向があります。診断には内診、超音波、MRIなどを用い、細胞診だけで診断するものではありません。
選択肢の確認
1.悪性腫瘍である。
誤り。
子宮筋腫は平滑筋由来の良性腫瘍です。悪性の平滑筋肉腫とは別です。
2.月経過多をきたす。
正しい。
子宮筋腫、特に粘膜下・筋層内筋腫は月経過多を来します。
3.子宮内膜が増殖する。
誤り。
増殖する主体は子宮筋層の平滑筋細胞で、子宮内膜そのものの増殖性病変ではありません。
4.擦過細胞診で診断する。
誤り。
診断は超音波やMRIなどが中心で、擦過細胞診で筋腫を確定するものではありません。
5.エストロゲンにより縮小する。
誤り。
エストロゲンは筋腫の増大に関与し、縮小させる方向ではありません。
覚えるポイント
- 子宮筋腫は良性平滑筋腫です。
- 月経過多から鉄欠乏性貧血を来します。
- 閉経後は縮小しやすく、妊娠・性ホルモンで増大し得ます。