71PM079|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
急性期反応性蛋白でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
炎症で増える陽性急性期蛋白と、炎症で減る陰性急性期蛋白を区別します。
解説
急性期反応ではIL-6などの作用により肝でCRP、ハプトグロビン、セルロプラスミン、α1-アンチトリプシンなどの合成が増加します。一方、**トランスサイレチン〈プレアルブミン〉**は炎症時に低下する陰性急性期蛋白です。
トランスサイレチンは半減期が短く、栄養状態の短期指標として用いられますが、炎症、肝機能、腎機能の影響も受けます。
選択肢の確認
1.CRP
該当します。
CRPは代表的な陽性急性期蛋白で、炎症により速やかに増加します。
2.ハプトグロビン
該当します。
ハプトグロビンは陽性急性期蛋白です。ただし血管内溶血では消費され低下します。
3.セルロプラスミン
該当します。
セルロプラスミンは陽性急性期蛋白で、炎症時に増加します。
4.トランスサイレチン
正答。該当しません。
トランスサイレチンは陰性急性期蛋白で、炎症時に低下するため正答です。
5.α1‑ アンチトリプシン
該当します。
α1-アンチトリプシンは陽性急性期蛋白です。
覚えるポイント
- トランスサイレチンとアルブミンは陰性急性期蛋白です。
- CRP・ハプトグロビン・セルロプラスミンは陽性です。
- 栄養評価では炎症の有無も確認します。