71PM080|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
血清の非働化により失活する補体成分はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血清非働化の条件と、熱に弱い補体初期成分を確認します。
解説
血清の非働化は通常56℃で30分加温し、補体活性を失活させる操作です。古典経路の最初に働くC1は熱に不安定で、非働化により失活します。その結果、補体依存性の溶血や細胞障害を抑えられます。
加温し過ぎると抗体や他の血清成分にも影響するため、温度と時間を厳密に管理します。
選択肢の確認
1.C1
正しい。
C1は熱に不安定で、56℃30分の非働化により失活します。
2.C3
誤り。
C3は補体活性に必要ですが、本問で非働化により失活する代表成分として選ぶのはC1です。
3.C4
誤り。
C4も古典経路成分ですが、熱に最も弱い代表としてC1を選びます。
4.C6
誤り。
C6は膜侵襲複合体形成に関与する後期成分で、選択肢中の代表的熱不安定成分ではありません。
5.D 因子
誤り。
D因子は第二経路の成分で、C1を選ぶ本問の対象ではありません。
覚えるポイント
- 血清非働化は56℃30分が基本です。
- 代表的に熱失活する補体成分はC1です。
- 加温条件を超えると抗体にも影響し得ます。