72AM013第72回 臨床検査技師国家試験 過去問

対象集団の有病率の影響を受けるのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

検査性能そのものを表す指標と、有病率によって変動する的中率を区別します。

解説

陽性的中率は「検査陽性者のうち実際に疾患がある割合」であり、対象集団の有病率が高いほど上昇し、低いほど低下します。ベイズの考え方で、検査前確率が検査後確率に影響するためです。

感度、特異度、偽陽性率、尤度比は理論上、同じ検査・同じ判定閾値であれば有病率に直接左右されない検査特性として扱います。

選択肢の確認

1.感 度
誤りです。
感度は疾患ありの人が陽性となる割合で、対象集団の有病率そのものには直接依存しません。

2.特異度
誤りです。
特異度は疾患なしの人が陰性となる割合で、有病率には直接依存しません。

3.偽陽性率
誤りです。
偽陽性率は1−特異度であり、有病率には直接依存しません。

4.陽性尤度比
誤りです。
陽性尤度比は感度÷偽陽性率で表され、基本的には有病率に依存しない指標です。

5.陽性適(的)中率
正しいです。
陽性適(的)中率は陽性者中の真陽性割合で、有病率が高いほど高くなります。

覚えるポイント

  • 的中率は有病率の影響を受けます。
  • 感度・特異度・尤度比は検査固有の性能指標として扱います。
  • 低有病率集団では偽陽性の割合が相対的に増えます。
72AM01272AM014
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