R06K23|令和6年度 調理師試験 過去問
ライフステージと栄養に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、乳児期、幼児期、成長期の栄養上の注意点が問われています。
「誤っているもの」を選ぶ問題なので、正答選択肢の記述は内容として誤りです。
解説
幼児期は、消化器官が小さく、1回に食べられる量が限られます。
そのため、3回の食事で不足しやすい栄養を間食で補うことは大切です。ただし、間食は「好きなだけ摂取させる」ものではありません。
間食は、時間、量、内容を決め、補食として与えます。牛乳、果物、いも類、おにぎりなど、栄養を補えるものを選ぶことが望ましいです。
母乳には免疫グロブリンなどが含まれ、乳児の感染防御に役立ちます。はちみつは乳児ボツリヌス症の危険があるため、満1歳までは与えません。成長期は鉄不足に注意し、ヘム鉄を含む赤身肉とビタミンCを組み合わせると吸収を助けます。
調理師としての実務ポイント
幼児や学童に提供する食事では、栄養だけでなく、食べやすさ、窒息予防、アレルギー、衛生管理にも注意します。
選択肢の確認
1.乳児にとって最適な栄養源である母乳には、感染抑制作用をもつ免疫グロブリンなどが含まれる。
記述としては正しい。
母乳には免疫グロブリンなどが含まれ、乳児の感染防御に役立ちます。
2.はちみつは、満1歳までは、ボツリヌス菌による食中毒の危険から与えない。
記述としては正しい。
はちみつは、乳児ボツリヌス症の危険があるため、満1歳までは与えません。
3.幼児期は、消化器官が小さく、3 度の食事では不十分であるため、間食を好きなだけ摂取させる。
正答。記述としては誤り。
幼児期の間食は、不足しやすい栄養を補う補食です。好きなだけ与えるのではなく、時間、量、内容を調整します。
4.成長期は、鉄が不足しやすい。貧血予防には、1 回の食事で、赤身の肉類(ヘム鉄と動物性たんぱく質)とビタミンCを含む野菜や果物を組合わせるとよい。
記述としては正しい。
成長期は鉄不足に注意が必要です。ヘム鉄とビタミンCを組み合わせると、鉄の利用に役立ちます。
覚えるポイント
- 幼児期の間食は、好きなだけではなく補食として考えます。
- はちみつは、満1歳までは与えません。
- 母乳には免疫グロブリンなどが含まれます。
- 成長期は鉄不足に注意します。