R06N38|令和6年度 調理師試験 過去問
アルコール消毒に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、アルコール消毒の濃度、使用条件、効果の限界が問われています。
アルコールは、100%よりも70%前後の方が消毒効果を発揮しやすいとされます。
解説
アルコールは、濃度が高ければ高いほどよいわけではありません。
100%に近いアルコールは、揮発が速く、微生物のたんぱく質変性に必要な水分が不足します。そのため、一般に70%前後に薄めたアルコールの方が消毒力は強いとされます。
食品添加物として使用できるアルコール製剤は、食品に使用される場合があります。そのため、食品に直接使用できないと断定するのは不適切です。
対象物の表面が濡れていると、アルコール濃度が薄まり、殺菌効果が低下します。水分や汚れを除いてから使用することが大切です。
ノロウイルスには、アルコールだけでは十分でない場合があり、次亜塩素酸ナトリウムや加熱管理が重要です。
衛生管理上のポイント
アルコール消毒は、汚れを落とした後、乾いた表面に使用します。ノロウイルス対策では、アルコールだけに頼らず、手洗い、加熱、次亜塩素酸ナトリウムを使い分けます。
選択肢の確認
1.食品に直接吹きつけて使用することはできない。
誤り。
食品添加物として使用できるアルコール製剤は、食品に使用される場合があります。すべて使用できないとする記述は不適切です。
2.100 %よりも 70 %に薄めた溶液のほうが消毒力は強い。
正しい。
アルコールは、100%よりも70%前後の濃度の方が消毒効果を発揮しやすいです。
3.対象物の表面が濡れていても殺菌効果に影響はない。
誤り。
表面が濡れているとアルコールが薄まり、消毒効果が低下することがあります。
4.ノロウイルスに対して殺菌効果がある。
誤り。
ノロウイルス対策では、アルコールだけでは不十分な場合があります。次亜塩素酸ナトリウムや加熱が重要です。
覚えるポイント
- アルコールは70%前後で効果を発揮しやすいです。
- 100%が最も強いわけではありません。
- 濡れた表面では効果が低下します。
- ノロウイルス対策では、次亜塩素酸ナトリウムや加熱も重要です。