113A010|第113回 歯科医師国家試験 過去問
大球性正色素性貧血を示し、舌に発赤、灼熱感および舌乳頭の萎縮がみられるのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
大球性正色素性貧血と、赤く平滑で灼熱感のある舌の組合せから、ビタミンB12欠乏に伴うHunter舌炎を判断します。
解説
悪性貧血などによるビタミンB12欠乏ではDNA合成が障害され、巨赤芽球性の大球性正色素性貧血を示します。口腔では舌乳頭が萎縮して舌背が平滑・発赤し、灼熱感や疼痛を伴うHunter舌炎がみられます。神経症状を伴うことがある点も、鉄欠乏性貧血との重要な違いです。
選択肢の確認
a.地図状舌
誤り。舌背に白色縁で囲まれた不規則な脱乳頭部が移動する良性病変で、巨赤芽球性貧血の特徴ではありません。
b.Hunter舌炎
正しい。ビタミンB12欠乏に伴い、発赤、灼熱感、舌乳頭萎縮を示します。
c.正中菱形舌炎
誤り。舌背正中後方の菱形・楕円形の無乳頭部で、Candidaとの関連が指摘されます。
d.Peutz-Jeghers症候群
誤り。口唇・口腔粘膜の色素斑と消化管過誤腫性ポリポーシスが特徴です。
e.Plummer-Vinson症候群
誤り。鉄欠乏性の小球性低色素性貧血、嚥下障害、舌炎を示します。
覚えるポイント
Hunter舌炎=ビタミンB12欠乏=大球性正色素性貧血。Plummer-Vinson=鉄欠乏=小球性低色素性貧血です。
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