113A009|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学歯科理工学

二重同時印象法〈ダブルミックス印象法〉に使用するのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

ダブルミックス印象法は、粘度の異なる2種類の同系統弾性印象材を同時に用い、細部再現とトレー内での支持を両立する方法です。

解説

支台歯周囲へ流動性の高いライトボディを注入し、同時にヘビーボディまたはパテタイプを盛ったトレーを圧接します。両者が一体として硬化するため、マージン部の精密な再現と印象体全体の安定を得られます。この操作に適する代表的材料が付加型シリコーンゴム印象材です。

選択肢の確認

a.寒天印象材
誤り。可逆性ハイドロコロイドで、温度管理によりゾル・ゲル変化させて用います。

b.アルジネート印象材
誤り。不可逆性ハイドロコロイドで、通常は概形印象に用い、ライト・ヘビーボディの同時使用法ではありません。

c.シリコーンゴム印象材
正しい。異なる粘度の材料が用意され、ライトボディとヘビーボディを同時に硬化させられます。

d.ポリエーテルゴム印象材
誤り。精密印象に使用されますが、本問のダブルミックス法の代表材料ではありません。

e.ポリサルファイドゴム印象材
誤り。弾性と引裂強さをもつ一方、操作時間が長く、代表的なダブルミックス法の材料ではありません。

覚えるポイント

ダブルミックスは「ライトボディを支台歯へ+ヘビーボディをトレーへ、同時印象」。代表材料はシリコーンゴムです。

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