113A011|第113回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科法規・医療制度

医の倫理の変遷において、人権意識の高揚とともに否定されたのはどれか。1つ選べ。

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正解: a

正答

a

この問題のポイント

医療倫理は「医師が患者のために決める」考えから、患者の自己決定を尊重する考えへ移ってきました。

解説

パターナリズムは、医療者が患者の利益になると判断した方針を、患者本人の十分な意思確認より優先して決める態度です。人権意識の高揚とともに患者の自律・自己決定権が重視され、説明と同意に基づく意思決定へ転換したため、一方的なパターナリズムは否定されました。ただし、緊急時や意思決定能力が低下した患者への支援まで否定する趣旨ではありません。

選択肢の確認

a.パターナリズム
正しい。患者の自己決定より医療者の判断を一方的に優先するため、権利尊重の流れの中で見直されました。

b.セカンドオピニオン
誤り。別の医師の意見を得て患者の選択を支える仕組みで、自己決定を促進します。

c.プロフェッショナリズム
誤り。専門職として患者利益、誠実性、能力維持などを重視する考えで、否定されたものではありません。

d.エンド・オブ・ライフケア
誤り。人生の最終段階で価値観に沿った医療・ケアを行う重要な実践です。

e.インフォームド・コンセント
誤り。十分な説明を受けた患者が理解・同意する過程で、自己決定権を具体化します。

覚えるポイント

パターナリズムから自律尊重へ、という流れを軸に、インフォームド・コンセントとセカンドオピニオンを位置付けます。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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