113A052|第113回 歯科医師国家試験 過去問
非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
歯髄疾患を感染の有無で分けます。細菌侵入前の刺激性炎症や無菌的壊死は非感染性ですが、化膿・潰瘍・壊疽は感染を示します。
解説
急性単純性歯髄炎は、初期には物理的・化学的刺激などに対する漿液性の炎症で、細菌が歯髄内へ侵入していない非感染性病変として分類されます。歯髄壊死は外傷による血行遮断などで無菌的にも起こり得るため非感染性歯髄疾患に含まれます。壊死組織へ細菌感染と腐敗が加わった状態が歯髄壊疽です。
選択肢の確認
a.急性単純性歯髄炎
正しい。化膿を伴わない初期の漿液性炎症で、非感染性として扱います。
b.急性化膿性歯髄炎
誤り。細菌感染により膿瘍形成を伴う感染性歯髄炎です。
c.慢性潰瘍性歯髄炎
誤り。齲窩と交通した露髄面に潰瘍を形成し、細菌感染を伴います。
d.歯髄壊死
正しい。外傷性血流遮断などによる無菌的な歯髄死を含みます。
e.歯髄壊疽
誤り。壊死歯髄へ細菌が感染し、腐敗した状態です。
覚えるポイント
「壊死」は血流停止などで無菌的に起こり得る、「壊疽」は壊死+感染・腐敗。化膿性と潰瘍性も感染性です。
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