113A059|第113回 歯科医師国家試験 過去問
疾患と治療薬の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
発作性神経痛と神経障害性疼痛の第一選択薬を対応させます。一般鎮痛薬やビタミン薬ではなく、神経の異常興奮を抑える薬を選びます。
解説
舌咽神経痛は咽頭・舌根・耳周囲などに誘発される短い電撃痛を特徴とし、三叉神経痛と同様にカルバマゼピンが用いられます。プレガバリンは電位依存性Ca²⁺チャネルのα2δサブユニットへ結合し、興奮性神経伝達物質の放出を抑えて神経障害性疼痛を軽減します。痛みの機序に合わせた薬剤選択が必要です。
選択肢の確認
a.舌痛症 ― モルヒネ塩酸塩水和物
誤り。舌痛症には心理社会的評価、口腔乾燥対応、抗うつ薬やクロナゼパム等を検討し、モルヒネを通常用いません。
b.三叉神経痛 ― ビタミンA
誤り。代表的第一選択はカルバマゼピンで、ビタミンAは治療薬ではありません。
c.舌咽神経痛 ― カルバマゼピン
正しい。発作性の神経異常興奮を抑え、電撃様疼痛を軽減します。
d.顔面神経麻痺 ― アセトアミノフェン
誤り。末梢性麻痺では原因に応じ副腎皮質ステロイドや抗ウイルス薬などを考え、単なる鎮痛薬は麻痺治療になりません。
e.神経障害性疼痛 ― プレガバリン
正しい。神経損傷に伴う疼痛に用いる代表薬です。
覚えるポイント
三叉・舌咽神経痛=カルバマゼピン、神経障害性疼痛=プレガバリン。侵害受容性疼痛と薬の選び方が異なります。
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