113C024|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学病理・微生物・免疫

口腔常在細菌はどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: b・c・e

正答

b、c、e

この問題のポイント

口腔常在菌と、特定感染症の病原体を区別します。歯周・齲蝕・初期歯垢形成に関わる代表菌が正答です。

解説

Fusobacterium nucleatumは歯垢中で菌同士を橋渡しする歯周関連菌、Lactobacillus caseiは酸産生・耐酸性をもち齲蝕進行に関わる菌、Streptococcus sanguinisは歯面への初期定着菌です。これらは健常者の口腔からも検出される常在細菌です。一方、ジフテリア菌と結核菌は特定感染症の病原体であり、通常の口腔常在菌とは扱いません。

選択肢の確認

a.Corynebacterium diphtheriae
誤り。
ジフテリアの原因菌であり、通常の口腔常在細菌ではありません。

b.Fusobacterium nucleatum
正しい。
口腔バイオフィルムに存在し、歯周病原菌群の共凝集を橋渡しする常在細菌です。

c.Lactobacillus casei
正しい。
口腔に生息する乳酸桿菌で、齲蝕病変の進行に関与します。

d.Mycobacterium tuberculosis
誤り。
結核の原因菌であり、口腔常在細菌ではありません。

e.Streptococcus sanguinis
正しい。
歯面に早期定着する口腔レンサ球菌で、口腔常在細菌です。

覚えるポイント

  • F. nucleatum、L. casei、S. sanguinisは口腔常在菌です。
  • 常在菌でも条件が整えば齲蝕や歯周炎へ関与します。

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