113C023|第113回 歯科医師国家試験 過去問
上下顎両側第一小臼歯の抜去後、マルチブラケット装置による矯正歯科治療を行うこととした。上下顎側方歯群のレベリングの次に行うのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
抜歯を伴うマルチブラケット治療は、レベリング後に犬歯を遠心移動し、その後に前歯を後退させる流れが基本です。
解説
初期レベリングで歯列の叢生と高低差を整えた後、犬歯を抜歯空隙へ遠心移動して前歯部の移動空間を確保します。次いで切歯の舌側移動、必要な再レベリング、仕上げの咬合緊密化を行い、装置撤去と保定へ進みます。固定源の管理を各段階で行うことが重要です。
選択肢の確認
a.咬合の緊密化
誤り。
咬合の緊密化は空隙閉鎖と歯軸・咬合関係を整えた後の仕上げ段階です。
b.犬歯の遠心移動
正しい。
側方歯群のレベリング後、まず犬歯を抜歯空隙へ遠心移動します。
c.切歯の舌側移動
誤り。
切歯の舌側移動は犬歯遠心移動で前歯後退の空間を確保した後に行います。
d.歯列の再レベリング
誤り。
再レベリングは空隙閉鎖などで生じたずれを再調整する後続段階です。
e.マルチブラケット装置の撤去
誤り。
治療目標を達成して保定へ移る直前の操作であり、この段階では早すぎます。
覚えるポイント
- レベリング→犬歯遠心移動→切歯後退→仕上げが基本です。
- 抜歯空隙の利用と固定源管理を意識します。
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