113C022|第113回 歯科医師国家試験 過去問
歯の再植後の骨性癒着の診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
再植歯の骨性癒着では、歯根膜腔が失われて歯根と骨が直接結合します。打診音と画像所見が診断の鍵です。
解説
骨性癒着した歯は歯根膜の緩衝が失われるため、打診で高い金属音を示し、動揺が低下します。エックス線では歯根膜腔の部分的または全体的消失と、歯根・歯槽骨の連続像を確認します。成長期では周囲歯槽骨の成長に追随できず低位化し、置換性吸収が進むことがあります。
選択肢の確認
a.打診
正しい。
高い金属音は骨性癒着を示唆し、経時的診断に有用です。
b.歯髄電気診
誤り。
歯髄電気診は歯髄知覚反応を調べる検査で、歯根膜と骨の癒着を直接診断しません。
c.プロービング
誤り。
プロービングは歯周ポケットや付着状態を評価しますが、骨性癒着の確定に適した検査ではありません。
d.エックス線検査
正しい。
歯根膜腔の消失や置換性吸収を確認でき、診断に有用です。
e.歯の色調の確認
誤り。
色調変化は歯髄壊死などを疑う手掛かりですが、骨性癒着の特異的所見ではありません。
覚えるポイント
- 骨性癒着は金属様打診音と歯根膜腔消失です。
- 成長期では低位化と置換性吸収に注意します。
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