113C063|第113回 歯科医師国家試験 過去問
唇顎口蓋裂患者によくみられるのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: b・c・d
正答
b、c、d
この問題のポイント
唇顎口蓋裂では裂部周囲の歯胚形成や萌出が乱れ、側切歯を中心に歯数・歯冠形態・歯の位置異常が多くなります。
解説
顎裂部では歯堤や歯胚の発育が影響を受けるため、先天欠如歯、矮小歯、過剰歯、捻転・転位歯、萌出異常などが高頻度にみられます。特に上顎側切歯領域に集中します。歯内歯やタウロドントは一般にもみられる形態異常ですが、唇顎口蓋裂の代表的随伴所見として選びません。
選択肢の確認
a.歯内歯
誤り。
歯冠内へエナメル質・象牙質が陥入する形態異常ですが、裂患者に特に多い代表所見ではありません。
b.捻転歯
正しい。
裂部周囲の萌出方向・空間異常により捻転歯がよくみられます。
c.矮小歯
正しい。
裂部周囲、とくに側切歯に矮小歯がみられます。
d.先天欠如歯
正しい。
裂部の歯胚形成障害により先天欠如歯がよくみられます。
e.タウロドント
誤り。
髄室が歯根側へ長く延びる形態異常で、裂に特有の高頻度所見ではありません。
覚えるポイント
- 顎裂部、とくに上顎側切歯の歯数・形態・位置異常に注意します。
- 代表は先天欠如、矮小歯、捻転・転位、過剰歯です。
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