113D013|第113回 歯科医師国家試験 過去問
セカンドオピニオンとしての対応で適切なのはどれか。1つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
セカンドオピニオンは、現在の診断や治療方針について別の医師・歯科医師から意見を得る相談であり、その場で検査や治療を行うことが目的ではありません。
解説
セカンドオピニオンでは、主治医から提供された診療情報、画像、検査結果などをもとに、別の専門家が診断内容や治療選択肢を検討し、患者へ治療方針に関する意見を提示します。患者が病状と各治療の利益・不利益を理解し、納得して意思決定することを支援する仕組みです。相談後に元の主治医へ戻ることが原則で、転医そのものとは異なります。
通常のセカンドオピニオン外来は診療情報を用いた相談であり、新たな検査や処置、投薬、手術などの治療は行いません。診察・治療を希望する場合は一般外来や転医として別に対応します。したがって、最も適切なのは専門的検討に基づく治療方針の提示です。
選択肢の確認
a.検査の実施
誤り。
原則として既存の診療情報を検討する相談であり、その場で新規検査を行うことが中心ではありません。
b.転医の推奨
誤り。
セカンドオピニオンは転医を前提とせず、患者は意見を得た後に主治医と治療方針を再検討します。
c.治療の実施
誤り。
処置や投薬を行う診療ではなく、治療方針について専門的意見を提供する場です。
d.法廷での証言
誤り。
司法手続のための鑑定や証言とは目的も役割も異なります。
e.治療方針の提示
正しい。
提供資料を評価し、考えられる治療選択肢や方針について意見を示します。
覚えるポイント
- セカンドオピニオンの中心は診療情報の検討と治療方針の提示です。
- 検査・治療を行う一般診療や、主治医を変更する転医とは区別します。
- 目的は患者の理解と自己決定を支援することです。
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