113D032|第113回 歯科医師国家試験 過去問
国際生活機能分類〈ICF〉の要素と具体例の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
ICFでは、「活動」は個人による課題の遂行、「参加」は生活・社会場面への関与、「環境因子」は本人を取り巻く物的・人的・制度的環境です。
解説
国際生活機能分類〈ICF〉は、健康状態を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」と、それらに影響する「環境因子」「個人因子」の相互作用として捉えます。活動は食事、会話、歩行など本人が課題や行為を実行することです。参加は就学、就労、婚姻、地域活動など人生・社会状況への関与を指します。
バリアフリー設備や車椅子などの支援機器、家族の援助、社会制度は本人の外側にあるため環境因子です。個人因子には年齢、性別、生活歴、価値観、対処様式などが含まれますが、ICFでは文化差が大きいため詳細分類は設けられていません。具体例が「本人の行為」「社会的役割」「周囲の条件」のどれかを判別します。
選択肢の確認
a.活動 ― 就職
誤り。
就職は仕事という社会生活場面への関与であり、「参加」の例です。
b.参加 ― ボランティア活動
正しい。
地域・社会の活動へ役割をもって関与するため、参加に分類します。
c.環境因子 ― バリアフリー
正しい。
建物や交通の物理的環境を利用しやすくする条件で、本人を取り巻く環境因子です。
d.個人因子 ― 車椅子の使用
誤り。
車椅子は支援用製品・用具であり、ICFでは環境因子に含めます。
e.心身機能・構造 ― 婚姻
誤り。
婚姻は家庭・社会生活への関与であり、参加の具体例です。
覚えるポイント
- 活動=課題を行う、参加=生活・社会へ関わるです。
- バリアフリー、補助具、家族支援、制度は環境因子です。
- 就労・就学・婚姻・地域活動は参加として整理します。
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