113D081|第113回 歯科医師国家試験 過去問
全身性炎症反応症候群の診断基準項目はどれか。4つ選べ。
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正解: b・c・d・e
正答
b、c、d、e
この問題のポイント
全身性炎症反応症候群〈SIRS〉の古典的診断基準は、体温、心拍数、呼吸数またはPaCO2、白血球数または幼若好中球の4項目です。血圧は含まれません。
解説
SIRSは感染の有無を問わず、侵襲に対して全身性の炎症反応が生じている状態を捉える概念です。基準は、①体温38℃超または36℃未満、②心拍数90/分超、③呼吸数20/分超またはPaCO2 32 Torr未満、④白血球数12,000/μL超または4,000/μL未満、あるいは幼若好中球10%超で、このうち2項目以上を満たすと判定します。したがって選択肢では体温、呼吸数、心拍数、白血球数の四つです。
血圧低下は循環不全やショックの評価には極めて重要ですが、SIRSの4基準そのものには入っていません。現在の敗血症診療では臓器障害に重点を置く評価も用いられますが、本問は明確にSIRSの診断基準項目を問うているため、古典的4項目を答えます。診断枠組みと重症度指標を混同しないことが大切です。
選択肢の確認
a.血圧
誤り。
ショックや循環動態の評価項目ですが、SIRSの4診断基準には含まれません。
b.体温
正しい。
38℃超または36℃未満が基準の一つです。
c.呼吸数
正しい。
20/分超、またはPaCO2 32 Torr未満が基準です。
d.心拍数
正しい。
90/分超が基準の一つです。
e.白血球数
正しい。
12,000/μL超または4,000/μL未満、あるいは幼若好中球10%超が基準です。
覚えるポイント
- SIRSは体温・心拍・呼吸・白血球の4項目から判定します。
- 4項目中2項目以上でSIRSです。
- 血圧は重要な重症度指標ですが、SIRS基準そのものではありません。
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