114A070|第114回 歯科医師国家試験 過去問
炎症を抑制するサイトカインはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
IL-10は代表的な抗炎症性サイトカインで、過剰な免疫反応を抑えます。
解説
IL-10は制御性T細胞、マクロファージ、樹状細胞などから産生され、マクロファージや抗原提示細胞の活性を抑制します。IL-1、TNF、IL-12などの炎症性サイトカイン産生や抗原提示を低下させ、組織障害につながる過剰な炎症反応を制御します。歯周炎でも炎症促進性サイトカインと抗炎症性サイトカインの均衡が病態に影響します。
IL-1とIL-17は炎症細胞の動員や骨吸収促進に関わります。IL-2はT細胞の増殖、IFN-γはマクロファージ活性化や細胞性免疫を促すため、本問の「炎症を抑制する」に最も合うのはIL-10です。
選択肢の確認
a.IL-1
誤り。発熱、白血球動員、破骨細胞活性化などを促す炎症性サイトカインです。
b.IL-2
誤り。主にT細胞増殖と免疫応答の活性化に関与します。
c.IL-10
正しい。炎症性サイトカイン産生と抗原提示細胞の機能を抑制します。
d.IL-17
誤り。好中球動員や炎症反応、骨吸収に関与するサイトカインです。
e.IFN-γ
誤り。Th1細胞などから産生され、マクロファージを活性化します。
覚えるポイント
- IL-10=抗炎症性サイトカインです。
- IL-1、IL-17は炎症促進・骨吸収に関わります。
- IFN-γは細胞性免疫、IL-2はT細胞増殖と対応させます。
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