114B071|第114回 歯科医師国家試験 過去問
4級コンポジットレジン修復に使用する器具の写真(別冊No. 25)を別に示す。一連の治療過程を図に示す。 この器具を使用する時期はどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b
この問題のポイント
写真はコンポジットレジンの色調選択に用いるシェードガイドです。歯面清掃後、ラバーダム防湿で歯が乾燥する前のイの時期に使用します。
解説
コンポジットレジン修復では、修復歯と周囲歯に調和する色調を選択します。歯面にプラークや着色が残っていると判断を誤るため、まず歯面清掃を行います。一方、ラバーダム装着後は歯が乾燥してエナメル質の透明性が低下し、本来より白く明るく見えるため、装着前の湿潤した状態で色調を選びます。
シェードタブは歯面と同一平面・同じ方向に置き、自然光に近い照明下で短時間に比較します。前歯4級窩洞では象牙質色、エナメル質色、透明性を必要に応じて層別に評価します。窩洞形成後では歯質の乾燥が進むため遅すぎます。
画像の確認
実画像では、A2、A3、A3.5と表示された複数の歯冠色シェードタブが示されています。治療過程は局所麻酔、歯面清掃、ラバーダム防湿、窩洞形成、隔壁装着、填塞・光照射の順であり、清掃後・防湿前に当たるイで使用します。
選択肢の確認
a.ア
誤り。歯面清掃前ではプラークや着色の影響を受け、正確な色調選択ができません。
b.イ
正しい。歯面清掃後で、ラバーダムによる乾燥が起こる前の適切な時期です。
c.ウ
誤り。ラバーダム防湿後は歯が乾燥し、本来より明るく白く見えます。
d.エ
誤り。窩洞形成後では歯質の乾燥がさらに進み、色調判断が不正確になります。
e.オ
誤り。隔壁装着後はすでに色調選択を終え、選んだレジンを填塞する段階です。
覚えるポイント
- シェード選択は歯面清掃後、ラバーダム装着前に行います。
- 歯が乾燥すると明度が上がって見えます。
- 前歯修復では色相・彩度・明度に加えて透明性も評価します。
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