114C004|第114回 歯科医師国家試験 過去問
糸状乳頭の延長がみられるのはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
糸状乳頭は舌背の大部分を占める機械的乳頭で、角化します。黒毛舌では糸状乳頭の角化上皮の脱落が障害され、乳頭が毛のように伸長します。
解説
黒毛舌は、糸状乳頭の過角化と伸長を本態とする舌背の状態です。伸びた乳頭に色素産生菌、食物色素、喫煙による色素などが付着し、黒色から褐色の毛状外観を示します。口腔衛生不良、抗菌薬使用、喫煙などが関与します。舌清掃と誘因の除去が管理の基本です。他の選択肢は、乳頭の発赤、消失、または溝と地図状模様が主です。原因薬剤や嗜好品も確認し、再発を防ぎます。清掃後の経過も確認します。
選択肢の確認
a.苺状舌
誤り。舌乳頭の発赤が苺の種のように目立つ所見で、糸状乳頭の毛状伸長ではありません。
b.溝状舌
誤り。舌背に多数の溝が形成される状態です。
c.黒毛舌
正しい。糸状乳頭の過角化と伸長が特徴です。
d.平滑舌
誤り。舌乳頭が萎縮・消失し、舌背が平滑になる状態です。
e.地図状舌
誤り。糸状乳頭の局所的な消失部が白い縁取りを伴って移動する状態です。
覚えるポイント
- 黒毛舌は糸状乳頭の「過角化・伸長」です。
- 平滑舌と地図状舌は乳頭の萎縮・消失を伴う点が対照的です。
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