114C031|第114回 歯科医師国家試験 過去問
重度認知症の高齢者の医療面接で適切なのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: b・d・e
正答
b、d、e
この問題のポイント
重度認知症の人との医療面接では、能力を過小評価せず、正面から視線を合わせ、短く分かりやすい言葉で一つずつ伝えます。言語だけでなく、表情、視線、しぐさから不安や痛みを読み取り、非言語的なメッセージを併用します。
解説
認知症が重度でも、本人の意思と感情を尊重するのが基本です。後方から突然声をかけると驚かせるため、正面から名前を呼び、ゆっくり説明します。作話を強く訂正すると尊厳を傷つけ、不安や拒否を強めることがあるため、背景の感情を受け止めます。家族や介護者の情報も有用ですが、まず本人に話しかけます。
選択肢の確認
a.幼児言葉で話す。
誤り。子ども扱いは尊厳を損なうため、成人に対する敬意を保った分かりやすい表現を用います。
b.正面から話しかける。
正しい。視野に入り、視線を合わせてから話すことで不安を軽減します。
c.作話があれば指摘する。
誤り。訂正や論駁ではなく、話に含まれる不安や要求を受け止めます。
d.表情やしぐさに注意を払う。
正しい。言語化しにくい痛み、恐怖、疲労を読み取る重要な情報です。
e.非言語的メッセージを多用する。
正しい。笑顔、うなずき、ジェスチャーなどを言語と組み合わせます。
覚えるポイント
- 正面から、短く分かりやすく、一つずつ伝えます。
- 表情・しぐさを観察し、本人の尊厳と意思を尊重します。
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