114C054|第114回 歯科医師国家試験 過去問

全身管理医学・全身疾患

血液製剤と使用目的の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。

114C054の問題画像
3つ選択
解答・解説を見る

正解: a・c・e

正答

a、c、e

この問題のポイント

輸血用血液製剤と血漿分画製剤は、補充する成分と目的を対応させます。赤血球製剤は酸素運搬、血小板製剤は一次止血、新鮮凍結血漿は複数凝固因子の補充、アルブミン製剤は循環血漿量の維持、トロンビンは局所止血に用います。

解説

赤血球製剤はヘモグロビンを補い、組織への酸素運搬能を改善します。新鮮凍結血漿は複数の凝固因子を含み、凝固因子欠乏による出血傾向の改善に用います。トロンビン製剤はフィブリノゲンをフィブリンへ変換する反応を利用した局所止血薬です。血小板製剤は血小板減少・機能異常に、アルブミン製剤は循環血漿量の維持などに用い、ビタミンや栄養を補う目的ではありません。

画像の確認

実画像では、選択肢aからeに「赤血球製剤―酸素運搬能の改善」「血小板製剤―ビタミンKの補充」「新鮮凍結血漿―凝固能の改善」「アルブミン製剤―栄養補給」「トロンビン製剤―局所止血」の組合せが示されています。製剤が実際に補充する成分と作用から、a、c、eが一致します。

選択肢の確認

a.赤血球液 ― 酸素運搬能の改善
正しい。赤血球液はヘモグロビンを補充し、組織への酸素運搬能を改善します。

b.血小板濃厚液 ― ビタミンKの補充
誤り。血小板濃厚液は血小板数または機能を補う製剤であり、ビタミンKの補充剤ではありません。

c.新鮮凍結血漿 ― 凝固能の改善
正しい。新鮮凍結血漿は複数の凝固因子を補充し、凝固能を改善します。

d.アルブミン製剤 ― 栄養補給
誤り。アルブミン製剤は循環血漿量の維持などに用い、単なる栄養補給を目的に投与する製剤ではありません。

e.トロンビン製剤 ― 局所止血
正しい。トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変換し、局所止血に用います。

覚えるポイント

  • 赤血球=酸素運搬、血小板=一次止血、血漿=凝固因子と対応させます。
  • アルブミンを栄養補給目的で使わず、トロンビンは局所止血に用います。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 114C053114C055 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)