114C061|第114回 歯科医師国家試験 過去問
ポーセレンインレー体の内面に行うのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
ポーセレンインレーを接着性レジンセメントで合着する際は、修復物内面を粗造化して機械的嵌合を得たうえで、シランカップリング材によりセラミックスとレジンの化学的結合を促します。
解説
シリカを含むポーセレンでは、内面処理により表面積と微細な凹凸を増やし、シラン処理で無機質のセラミックス表面と有機質のレジンを橋渡しします。サンドブラスト処理はアルミナ粒子などを吹き付けて汚染除去と粗造化を行いますが、過度な圧力は微小亀裂を生じるため、材料と製造者の指示に従います。グレージングとステイニングは主に外面の表面性状・色調を整える操作です。
選択肢の確認
a.シラン処理
正しい。シランカップリング材がポーセレンの無機質とレジン系材料の結合を促進します。
b.グレージング
誤り。修復物外面を滑沢にして光沢を与える焼成操作で、接着用内面処理ではありません。
c.ステイニング
誤り。色調やキャラクタライズを調整する外面の操作です。
d.サンドブラスト処理
正しい。内面の清掃と粗造化により、レジンセメントの機械的保持を高めます。
e.レジンコーティング
誤り。主に形成直後の象牙質面をレジンで被覆して保護する処置で、ポーセレンインレー体内面への処理ではありません。
覚えるポイント
- ポーセレン内面は「粗造化+シラン処理」で接着を高めます。
- グレージングとステイニングは外面、レジンコーティングは主に支台歯側の処置です。
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