114D016|第114回 歯科医師国家試験 過去問
催奇形性があるのはどれか。1つ選べ。
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正解: a または e
正答
a 又は e
この問題のポイント
妊娠中の母体感染により胎児へ先天異常を生じ得るのは、水痘とトキソプラズマ症です。本問は厚生労働省から両者を正答とする取扱いが公表されています。
解説
妊娠初期から中期の水痘・帯状疱疹ウイルス初感染では、まれに先天性水痘症候群を生じ、四肢低形成、皮膚瘢痕、眼病変、神経障害などを来すことがあります。一方、母体のトキソプラズマ初感染が胎盤を介して胎児へ伝播すると、先天性トキソプラズマ症として水頭症、脳内石灰化、脈絡網膜炎などを生じ得ます。
したがってaとeはいずれも催奇形性・先天異常との関連があり、問題文が「1つ選べ」としているため正答を一つに限定できません。公式にも複数の選択肢を正解とする採点上の取扱いが示されています。
公式の取扱い
厚生労働省は、複数の選択肢が正解となるため、aまたはeを選択した場合を正解として採点しています。
選択肢の確認
a.水痘
正しい。
妊娠中の初感染は、まれに四肢低形成や皮膚瘢痕などを伴う先天性水痘症候群の原因となります。
b.手足口病
誤り。
主にエンテロウイルスによる小児感染症で、選択肢中の代表的な催奇形性感染症ではありません。
c.口腔カンジダ症
誤り。
口腔粘膜に生じる日和見真菌感染症であり、通常は胎児奇形の原因として扱いません。
d.ヘルパンギーナ
誤り。
主にコクサッキーウイルスなどによる急性ウイルス感染症で、代表的な催奇形性感染症ではありません。
e.トキソプラズマ症
正しい。
経胎盤感染により水頭症、脳内石灰化、脈絡網膜炎などを伴う先天性トキソプラズマ症を生じ得ます。
覚えるポイント
- 先天性水痘症候群では四肢低形成・皮膚瘢痕・眼や神経の障害を押さえます。
- 先天性トキソプラズマ症では水頭症・脳内石灰化・脈絡網膜炎が重要です。
- 本問の公式正答はaまたはeです。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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