114D064|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学病理・微生物・免疫

晩発性先天性梅毒にみられるのはどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: a・c・d または a・c・e または c・d・e または a・d・e

正答

a、c、d 又は a、c、e 又は c、d、e 又は a、d、e

この問題のポイント

晩発性先天性梅毒では、高口蓋、内耳性難聴、Fournier歯、眼炎症がみられます。本問は正しい項目が4つあり、そのうち3つを選ぶ全組合せが公式正答です。

解説

晩発性先天性梅毒は、乳幼児期を過ぎて現れる先天梅毒の所見です。Hutchinson三徴として、Hutchinson歯、実質性角膜炎、第VIII脳神経障害による内耳性難聴が知られます。ほかに高口蓋、鞍鼻、前額突出、脛骨の前方彎曲、Fournier歯などの歯・骨格異常、虹彩毛様体炎などを認めることがあります。

Fournier歯は先天梅毒に関連する第一大臼歯の形成異常です。バラ疹は梅毒第2期の全身性発疹として知られ、晩発性先天梅毒の特徴的遺残所見ではありません。したがってa、c、d、eの4項目が該当し、「3つ選べ」では一つの組合せに絞れません。

公式の取扱い

厚生労働省は、正しい選択肢が4つあるため、a・c・d、a・c・e、c・d・e、a・d・eの4通りの組合せをいずれも正解として採点しています。

選択肢の確認

a.高口蓋
正しい。
先天梅毒でみられる頭蓋顎顔面・口腔形態異常の一つです。

b.バラ疹
誤り。
主に第2期梅毒でみられる発疹で、晩発性先天梅毒の特徴的所見ではありません。

c.内耳性難聴
正しい。
第VIII脳神経障害による難聴はHutchinson三徴の一つです。

d.Fournier歯
正しい。
第一大臼歯の形成異常として晩発性先天梅毒にみられます。

e.虹彩毛様体炎
正しい。
晩発性先天梅毒で生じ得る眼病変です。

覚えるポイント

  • Hutchinson三徴は歯の異常・実質性角膜炎・内耳性難聴です。
  • 高口蓋とFournier歯も晩発性先天梅毒の所見です。
  • 本問の公式正答は4通りです。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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