114D076|第114回 歯科医師国家試験 過去問

全身管理医学・全身疾患

低血糖でみられるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: d・e

正答

d、e

この問題のポイント

低血糖では交感神経・副腎髄質反応により、動悸、冷汗、振戦などが現れます。

解説

血糖が低下すると、身体はカテコールアミンを分泌して血糖を回復させようとします。その自律神経症状として、動悸、冷汗、振戦、不安、空腹感などが生じます。さらに進行すると、脳へのグルコース供給不足による集中力低下、異常行動、意識障害、痙攣が現れます。意識があり嚥下可能ならブドウ糖を経口投与し、意識障害時には誤嚥を避けて救急対応を行います。

低血糖を疑ったら、可能であれば直ちに血糖値を測定します。

口渇と多尿は高血糖で血糖が腎閾値を超え、浸透圧利尿を生じたときの典型症状です。

選択肢の確認

a.咳嗽
誤り。
低血糖に特徴的な自律神経症状ではありません。

b.口渇
誤り。
高血糖による脱水でみられやすい症状です。

c.多尿
誤り。
高血糖時の尿糖と浸透圧利尿によって生じます。

d.動悸
正しい。
交感神経活性化による代表的な低血糖症状です。

e.冷汗
正しい。
発汗も低血糖の警告となる自律神経症状です。

覚えるポイント

  • 低血糖の警告症状は動悸・冷汗・振戦です。
  • 神経糖欠乏が進むと意識障害や痙攣を生じます。
  • 口渇・多尿は高血糖と対応させます。

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