115C063第115回 歯科医師国家試験 過去問

全身管理医学・全身疾患

成人におけるI 度高血圧 (収縮期血圧/拡張期血圧 (mmHg ))に分類されるのはど れか。 1つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

出題時点の成人血圧分類では、I 度高血圧は、診察室血圧で収縮期140〜159 mmHgまたは拡張期90〜99 mmHgに該当します。収縮期と拡張期で分類が異なる場合は、より高い区分を採用します。

解説

血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の両方を確認します。出題時点の分類は、概ね次のように整理します。

  • 正常血圧:120/80 mmHg未満
  • 正常高値血圧:120〜129 mmHgかつ80 mmHg未満
  • 高値血圧:130〜139 mmHgまたは80〜89 mmHg
  • I 度高血圧:140〜159 mmHgまたは90〜99 mmHg
  • II 度高血圧:160〜179 mmHgまたは100〜109 mmHg
  • III 度高血圧:180 mmHg以上または110 mmHg以上

145/85 mmHgは、収縮期血圧が140〜159 mmHgに入るため、I 度高血圧です。拡張期血圧が85 mmHgであっても、収縮期側の高い区分を優先します。

全身管理上の注意点
歯科治療前には安静後に血圧を再測定し、頭痛、胸痛、呼吸困難、神経症状などの有無も確認します。血圧値だけでなく、治療侵襲、基礎疾患、服薬状況を総合して判断します。

選択肢の確認

a.114/74
誤り。
収縮期・拡張期ともに正常範囲であり、I 度高血圧には該当しません。

b.125/74
誤り。
収縮期血圧は120〜129 mmHg、拡張期血圧は80 mmHg未満であり、正常高値血圧に相当します。

c.135/79
誤り。
収縮期血圧が130〜139 mmHgであるため、高値血圧に相当します。I 度高血圧ではありません。

d.145/85
正しい。
収縮期血圧が140〜159 mmHgに入るため、拡張期血圧が90 mmHg未満でもI 度高血圧に分類されます。

e.165/90
誤り。
拡張期血圧だけを見るとI 度ですが、収縮期血圧が160〜179 mmHgに入ります。より高い区分を採用するためII 度高血圧です。

覚えるポイント

  • I 度高血圧は140〜159または90〜99 mmHgです。
  • 収縮期と拡張期で区分が異なる場合は、より高い区分を採用します。
  • 165/90 mmHgは収縮期血圧によりII 度高血圧です。

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