115D031|第115回 歯科医師国家試験 過去問
年齢による乳歯齲蝕の好発部位で正しいのはどれか。 2つ選べ。

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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
乳歯齲蝕の好発部位は、歯の萌出時期、食習慣、清掃のしやすさ、隣接面接触の形成に伴って年齢とともに変化します。
解説
提示画像では、年齢と乳歯の歯面の組合せが示されています。1歳頃は萌出して間もない上顎乳切歯の唇側歯頸部に齲蝕が生じやすく、哺乳習慣や夜間の糖質摂取が関係します。
乳臼歯が萌出した後は、まず小窩裂溝がリスク部位となり、その後、乳臼歯間の接触が緊密になると隣接面齲蝕が増えます。4歳頃には第一乳臼歯遠心面と第二乳臼歯近心面の接触部が重要な好発部位です。
画像の確認
実画像では、年齢と乳歯歯面の組合せが並び、aは1歳の上顎乳中切歯唇側面、dは4歳の第一乳臼歯遠心面を示す。萌出後の時期と齲蝕好発部位の推移に合うこの2項目が正答a、dを支える。
選択肢の確認
a.選択肢a(問題画像参照)
正しい。
画像中のaは「1歳:A│A 唇側面」です。1歳頃は上顎乳切歯の唇側歯頸部が代表的な好発部位です。
b.選択肢b(問題画像参照)
誤り。
画像中のbは「2歳:C│C 近心面」です。2歳頃の代表的な好発部位として乳犬歯近心面を選ぶ組合せではありません。
c.選択肢c(問題画像参照)
誤り。
画像中のcは「3歳:D│D 近心面」です。乳臼歯隣接面齲蝕では、第一乳臼歯遠心面と第二乳臼歯近心面の接触部を一組として理解する必要があります。
d.選択肢d(問題画像参照)
正しい。
画像中のdは「4歳:D│D 遠心面」です。乳臼歯間の接触が緊密になる時期に、第一乳臼歯遠心面は齲蝕の好発部位になります。
e.選択肢e(問題画像参照)
誤り。
画像中のeは「5歳:E│E 遠心面」です。この年齢で問われる代表的な乳臼歯隣接面齲蝕は、まず第一・第二乳臼歯間の接触部であり、この組合せは適切ではありません。
覚えるポイント
- 1歳頃は上顎乳切歯の唇側歯頸部に注意します。
- 乳臼歯では、萌出早期は小窩裂溝、その後は隣接面のリスクが高まります。
- 第一乳臼歯遠心面と第二乳臼歯近心面は接触部としてセットで覚えます。