116B045|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯内療法学
成分に石膏を含んでいる材料はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: b・c・e
正答
b、c、e
この問題のポイント
材料の主成分だけでなく、硬化反応を調整する反応剤や結合材として石膏が含まれるかを確認します。
解説
石膏は硫酸カルシウム系材料です。水硬性セメントでは水と反応して硬化する成分として、アルジネート印象材ではアルギン酸塩を架橋する硫酸カルシウムとして、クリストバライト埋没材では耐火材粒子を結合する石膏系結合材として含まれます。
選択肢の確認
a.歯科用陶材
誤り。
歯科用陶材は長石、石英、カオリンなどのガラス・セラミック成分が主体で、石膏を主要成分として含みません。
b.水硬性セメント
正しい。
水硬性セメントには硫酸カルシウム系成分を含み、水和反応で硬化するものがあります。
c.アルジネート印象材
正しい。
アルジネート印象材には反応剤として硫酸カルシウムが含まれ、可溶性アルギン酸塩を不溶性ゲルへ架橋します。
d.ガッタパーチャポイント
誤り。
ガッタパーチャポイントはガッタパーチャ、酸化亜鉛、造影剤、ワックス・樹脂などからなり、石膏は主要成分ではありません。
e.クリストバライト埋没材
正しい。
クリストバライト埋没材では、クリストバライトを耐火材とし、石膏を結合材とする石膏系埋没材があります。
覚えるポイント
- アルジネートの反応剤は硫酸カルシウム。
- 石膏系埋没材は耐火材と石膏結合材からなる。
- 材料名だけでなく硬化反応中の成分を確認する。