116C075|第116回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
インプラントの印象採得において、オープントレー法がクローズドトレー法に比 べて有利なのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
オープントレー法では印象用コーピングが印象内に固定されたまま撤去され、再位置付け誤差が少なく、複数・傾斜インプラントに有利です。
解説
オープントレー法ではトレー開口部からスクリューを緩め、コーピングを印象内に取り込んで撤去します。クローズドトレー法のようにコーピングを口腔内から外して印象内へ戻す操作がないため、再位置付けによる変形・誤差を抑えられます。
傾斜した複数インプラントでも撤去経路の制約が少なく、スプリンティングを併用して位置関係を高精度に記録できます。
選択肢の確認
a.術式の簡便さ
誤り。オープントレー法はトレー開口、スクリュー操作などが必要で、術式の簡便さではクローズドトレー法が有利です。
b.印象材の寸法安定性
正しい。コーピングを印象内に固定したまま撤去するため、再位置付け誤差が少なく寸法的精度を保ちやすいです。
c.開口量が少ない場合への適用
誤り。開口量が少ない場合は長いスクリューへアクセスするオープントレー法が難しくなります。
d.印象用コーピングの装着しやすさ
誤り。コーピング装着自体のしやすさが特有の利点ではありません。
e.インプラント体の傾斜に対する許容
正しい。インプラント体が互いに傾斜していても、印象内にコーピングを取り込むため対応しやすいです。
覚えるポイント
- オープントレー法はコーピングを印象内に取り込む。
- 再位置付け誤差が少ない。
- 複数・傾斜インプラントに有利。