117A009|第117回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
高齢者の医療の確保に関する法律によって規定されている「特定健康診査・特定 保健指導」で対策されるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
特定健康診査・特定保健指導は、内臓脂肪型肥満を基盤とする生活習慣病リスク、すなわちメタボリックシンドロームへの対策です。
解説
特定健康診査は、医療保険者が一定年齢の加入者を対象に実施し、腹囲、BMI、血圧、血糖、脂質などから生活習慣病リスクを評価します。リスクに応じて特定保健指導につなげ、行動変容と生活習慣改善を支援します。
根拠は「高齢者の医療の確保に関する法律」です。がん検診や認知機能検査とは制度の目的が異なります。
選択肢の確認
a.大腸癌
誤り。
大腸癌対策は主にがん検診で行われ、特定健康診査の中心対象ではありません。
b.認知機能低下
誤り。
認知機能低下の評価は特定健康診査・特定保健指導の主目的ではありません。
c.メンタルヘルス
誤り。
メンタルヘルス対策は重要ですが、本制度が直接標的とする中心病態ではありません。
d.慢性閉塞性肺疾患
誤り。
COPDは喫煙対策などが重要ですが、特定健康診査の中心である内臓脂肪型肥満の評価とは異なります。
e.メタボリックシンドローム
正しい。
腹囲、血圧、血糖、脂質などを評価し、メタボリックシンドロームとその関連疾患を予防します。
覚えるポイント
- 特定健診はメタボリックシンドローム対策です。
- 実施主体は医療保険者です。
- 健診後はリスクに応じて動機付け支援・積極的支援などにつなげます。