117C063|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学病理・微生物・免疫
DNA とRNA の両方を有する微生物による感染症はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・e
正答
a、e
この問題のポイント
DNAとRNAの両方を持つのは細胞構造を有する細菌であり、ウイルスは原則としてDNAまたはRNAのどちらか一方をゲノムとして持ちます。
解説
梅毒の原因であるTreponema pallidumはスピロヘータ、ツツガムシ病の原因であるOrientia tsutsugamushiはリケッチアに分類され、いずれも細菌です。細菌はDNAゲノムを持ち、転写・翻訳に用いる各種RNAも有します。
麻疹ウイルスと手足口病の主な原因ウイルスはRNAウイルス、B型肝炎ウイルスはDNAウイルスです。
選択肢の確認
a.梅 毒
正しい。
梅毒はDNAとRNAを有する細菌Treponema pallidumによる感染症です。
b.麻 疹
誤り。
麻疹ウイルスはRNAウイルスです。
c.B 型肝炎
誤り。
B 型肝炎ウイルスはDNAウイルスで、ゲノムとしてDNAを持ちます。
d.手足口病
誤り。
手足口病の主な原因であるコクサッキーウイルスやエンテロウイルスはRNAウイルスです。
e.ツツガムシ病
正しい。
ツツガムシ病は細菌であるOrientia tsutsugamushiによる感染症です。
覚えるポイント
- 細菌はDNAゲノムと各種RNAを持つ。
- ウイルスはDNAウイルスかRNAウイルスに分類する。
- 梅毒とツツガムシ病は細菌感染症。