119C004|第119回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
高齢者で低栄養状態を疑う体重減少はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
低栄養を疑う体重減少は、減少率だけでなくどの期間で減ったかを組み合わせて判定します。
解説
意図しない体重減少は低栄養の重要なスクリーニング所見です。一般に短期間で大きく減少するほど臨床的意義が高く、3か月で7.5%、6か月で10%の減少は低栄養を強く疑う水準です。
体重減少率は、通常体重と現在体重の差を通常体重で除して百分率で表します。浮腫や脱水があると体重だけでは評価を誤るため、食事摂取量、BMI、筋肉量、疾患負荷も併せて判断します。
選択肢の確認
a.1 週間で0.5%
誤り。
1週間で0.5%の減少だけでは、本問で示す低栄養を疑う代表的基準には達しません。
b.1 か月で3 %
誤り。
1か月で3%は注意して経過をみる値ですが、本問で選ぶ明確な体重減少基準ではありません。
c.3 か月で7.5%
正しい。
3か月で7.5%の体重減少は臨床的に有意で、低栄養状態を疑います。
d.6 か月で10%
正しい。
6か月で10%の体重減少は大きく、低栄養を疑う重要な所見です。
e.1 年で10%
誤り。
1年で10%という長期変化だけでは、本問が示す期間別の代表的判定基準とは一致しません。
覚えるポイント
- 体重減少は率と期間をセットで評価します。
- 3か月7.5%、6か月10%の減少は要注意です。
- 浮腫・脱水がある場合は体重以外の栄養指標も確認します。