31AM029|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯科衛生士の業務または責務が明記されているのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:健康増進法、c:歯科口腔保健の推進に関する法律
この問題のポイント
法律名の対象領域だけで推測せず、条文に「歯科衛生士」が職種として明記され、その業務または責務が規定されているかを判断します。
解説
健康増進法は、市町村が行う訪問による保健指導について、歯科衛生士その他の職員に実施させる旨を規定し、歯科衛生士の業務を具体的に示しています。歯科口腔保健の推進に関する法律は、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士その他の歯科医療・保健指導関係者が、施策に協力し歯科口腔保健に寄与するよう努める責務を明記しています。医療や福祉に関係する法律でも、歯科衛生士を明記していなければ本問の条件には当たりません。
選択肢の確認
- a 健康増進法:市町村の訪問指導を担う職種として歯科衛生士が明記されており、業務規定に該当します。
- b 高齢者の医療の確保に関する法律:医療保険制度や特定健康診査などを定めますが、本問の意味で歯科衛生士固有の業務・責務を明記する法律ではありません。
- c 歯科口腔保健の推進に関する法律:歯科口腔保健関係者として歯科衛生士を挙げ、施策への協力等の責務を定めています。
- d 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律:精神障害者の医療・保護・福祉を定めますが、歯科衛生士の業務や責務を直接規定しません。
覚えるポイント
健康増進法=訪問保健指導の実施職種、歯科口腔保健法=関係者として施策に協力する責務という条文上の違いを押さえます。