31PM003|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
上顎第一大臼歯にみられることがあるのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: d
正答
d:カラベリー結節
この問題のポイント
上顎第一大臼歯の代表的な過剰結節は、近心舌側咬頭の舌側面に出現するカラベリー結節です。
解説
カラベリー結節は上顎大臼歯、特に第一大臼歯の近心舌側咬頭舌側面にみられる形態変異です。小さな溝・隆起から明瞭な副咬頭まで発達程度はさまざまで、左右対称に現れることもあります。深い境界溝がある場合はプラーク停滞とう蝕へ注意します。他の三つは主に上顎切歯の舌面形態に関係するため、「第一大臼歯」という歯種から除外できます。
選択肢の確認
- a 盲孔:上顎側切歯舌面の舌面窩・舌面溝にみられやすい深い小窩で、大臼歯の代表形態ではありません。
- b 棘突起:上顎中切歯舌面の基底結節付近にみられることがある棘状隆起です。
- c 斜切痕:上顎切歯の切縁にみられることがある斜めの切痕で、臼歯咬頭形態とは異なります。
- d カラベリー結節:上顎第一大臼歯近心舌側咬頭の舌側にみられる副結節なので正答です。
覚えるポイント
カラベリー=上顎第一大臼歯の近心舌側、盲孔=上顎側切歯舌面、棘突起=上顎中切歯と対応させます。